グーグル広告では市区町村レベルで地域を限定し、ターゲット地域にいるユーザー向けへのネット広告が可能です。

例えば、世田谷区にいる人だけ、名古屋市にいる人だけ、に広告を表示する。ということが可能なのです。

これは地域を限定している法律事務所では必ず使いたい機能です。

ところがこの設定だけでは不十分なことがあります。




対象地域限定のグーグル広告設定ステップ

分かりやすく離婚を例に考えてみます。

名古屋市にいる方を対象に「離婚 弁護士」と検索したときに広告を表示したい場合は、下記の手順でグーグル広告の設定を行います。

ステップ1.キャンペーンの設定箇所で「ターゲット地域に名古屋を設定します」

ステップ2.ターゲット地域の設定で「ターゲット地域にいるユーザー」を選択します

ステップ3.キーワードに「+離婚 +弁護士」と設定します

単語の頭に+を付けているのは「離婚」と「弁護士」のキーワードを両方入力した人に広告を表示する、という意味です。

これで、名古屋市にいるユーザーで「離婚 弁護士」と検索したら人のみに、広告が表示されるようになるのですが、多くの方は最後のステップ4を忘れています。




ステップ4.除外地域の設定

ステップ3までで、名古屋市の方で「離婚」と「弁護士」の両方のキーワードを入力した人に広告が表示されるのは間違いないのですが、実はそれ以外の方にも広告が表示されることがあるのです。

それは、名古屋市の方でも「離婚 弁護士 東京」などど検索した人にも広告が表示されてしまうのです。

「離婚 弁護士 東京」は、「離婚」と「弁護士」の両方のキーワードを含んでいるので、このようなことが起こるのです。

名古屋市の方で「離婚 弁護士 東京」と検索している人はどんな人でしょうか?

おそらく何かの理由で「東京の離婚弁護士を探している人」ではないでしょうか。

名古屋市の方を限定にしている法律事務所では、このような人は対象外ですから広告は表示させたくないでしょう。

地方の法律事務所ではステップ3までの設定だけで「〇〇 弁護士 東京」などと表示され広告がクリックされているケースが結構あります。

広告費がもったいないですから、そのような検索は除外地域を設定し除外しましょう。




除外地域の設定方法

除外地域の設定方法は、ターゲット地域を設定する箇所で行えます。

除外地域を設定したら次に「ターゲット地域にいるユーザー」を選択した箇所の下部に除外の設定がありますので、「除外地域にいるユーザーと除外地域に関心を示しているユーザー」を選択します。

これで東京にいるユーザーおよび「離婚 弁護士 東京」などと東京に関心を示しているユーザーには広告が表示されないようになります。

この除外地域に関心を示しているユーザの便利な点は「離婚 弁護士 銀座」「離婚 弁護士 新宿」など東京に関係の深い地域名を入れても広告が表示されない点です。

対象地域以外は除外地域の設定をする?

ステップ4で「だったら大阪も除外地域に設定した方が…」「福岡も…」と思った方がいると思います。

その通りです。手間はかかりますが大都市圏などは設定しておいた方がよいでしょう。

この情報があなたのお役に立てれば幸いです。

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