不正クリックと思われる証拠画像

下記は不正クリックと思われる証拠の画像です。

不正クリックの画像

これは2016年2月11日に「○○ 弁護士」というキーワードでリスティング広告を行った際に、広告をクリックしたアクセスの中で不正クリックと思われるものの画像です。

なぜ不正クリックと疑えるかというと、同じ日の6時と9時に同じ端末からクリックされています。

弁護士を探している人が何度か同じ広告をクリックすることはよくあります。

しかし、滞在時間がともに6分10秒と秒単位で同じということは、考えられません。

これは機械に自動的に広告をクリックさせ、ある一定時間(今回の場合は6分10秒)を経過したら立ち去るようにしている証拠になります。

またこれとは別に、ほぼ毎日同じ端末から決まった時間に広告をクリックするというものもあります。

広告を出している法律事務所は1回クリックされると数百円から数千円の広告費を検索サイトに支払わなければなりません。

この「○○ 弁護士」というキーワードの広告は高額で1回のクリックで2,300円かかります。ですからこの2回の不正クリックで4,600円使ったことになります。

これが弁護士マーケティングの現状なのです(他の業界ではもっとひどいところもあります)。

こういう風に他の法律事務所の広告をクリックし、広告費を無駄に使わせる手法があるのです。これが不正クリックです。

あほらしいと思いませんか。

しかし、弁護士マーケティングの世界でもこういうことが起こっているのです。

こういうことがあるというのを知っているのと知らないのでは大きな違いです。

知らない事務所は無駄に多額の広告費を使っている可能性があります。

セミナーでこの話をすると、なぜこういうことをするんですか、誰がしているのですか、と質問が相次ぎます。


なぜ不正クリックをするのか

ネット広告は、基本的に一番上に表示される方が有利になります。

ネットで検索しているとたびたび「○○ 弁護士」で検索するといつもこの法律事務所の広告が一番上に表示されるな。

ということがありませんか。

その法律事務所は高額なクリック単価を設定しているから、常に一番上に表示されるのです。

眼の上のこぶではないですが、その事務所があることで1番目に表示されない他の事務所は邪魔だと思うことがありますよね。

では1番目に表示されている事務所の広告を表示させないようにするにはどうしたらよいでしょう。

それは1番目に表示されている広告をひたすらクリックするのです。すると広告費がどんどん使われていきます。

一般にネット広告している企業は1日の広告予算を設定してあります。

例えば1番目に広告が表示されているA法律事務所の1日の広告予算が10万円、「○○ 弁護士」の1クリックの広告単価が2,000円とします。

この場合「○○ 弁護士」で検索し、1番目に表示されている広告が50回クリックされると、A法律事務所は1日の広告予算を使い切ったことになります。ですからその日はもうA法律事務所の広告は表示されなくなるのです。

ということはつまり、今度は2番目だった法律事務所の広告が1番目に表示されるようになるのです。

だから上位の広告を不正にクリックするのです。
これが不正クリックをする理由です。

ほんと嫌なことだと思います。が上記の画像からも「○○ 弁護士」のキーワードには不正クリックの業者が入っているのはあきらかです。

もっともグーグルもしっかりしていますので、同じパソコンから連続して広告がクリックされた場合は無効としています。

しかし、不正クリックの業者はその辺をうまくかいくぐり、違うパソコンからクリックしているように見せかけたり、クリックしてもすぐにページを閉じるのではなく、今回のデータのようにしばらく時間をおいてからページを閉じるような仕掛けをして、不正クリックではないように見せかけています。


不正クリックを誰がしている

次に誰が不正クリックをしているかを見破る方法ですが、これにはツールを使う必要があります。

ただツールを使わなくても確実ではありませんがなんとなく見破る方法はあります。

不正クリックの目的が「上位に表示されている事務所の1日の広告予算を使い切らせ、それ以降はその日一日その法律事務所の広告を表示させないようにすること」と仮定した場合、広告予算の切り替わる午前0時に不正クリックのツールを動かすはずです。

ですから午前0時に「○○ 弁護士」と検索し、広告が表示される順番をチェックします。それを5分置きにします。

するとある時間を過ぎると同じ法律事務所の広告が1番上に張り付いてきます。

これはどういうことかというと、ライバル企業の広告予算を早めに使い切らせ、使い切ったところで自社の広告を表示させているからです。

具体的には、例えば業者には午前0時から0時30分まで「○○ 弁護士」で検索し1番上に表示される広告をクリックするように、と指示しておきます。

そして0時から0時30分までは自社の広告は表示させないようにしておくのです。

そうすると、自社の広告は不正にクリックされず、不正クリックのシステムが止まったところで自社の広告が表示されるようになるのです。

このようなチェックをすると不自然な広告表示の動きをしている法律事務所がわかります。

その事務所が不正クリック業者に依頼しているかどうかはわかりません。

その事務所から依頼を受けているコンサル会社が成果を出さなければならないために、不正クリック業者に依頼してるかもしれません。

ただ、この方法で「この法律事務所があやしい」とあたりをつけることは可能です。


最後に少しだけ広告を、

このような不正クリックの話だけではありませんが、
弁護士マーケティング研究会では年に一度の特別セミナーを行います。

詳細は下記のページをご覧ください。

東京開催は残り1名となります。

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ネットの世界では不正クリックがあるのは当たり前になっていますが、弁護士マーケテイングではないことを願いたいです。

こういう不正行為があることを多くの弁護士に知らせるべきだ、など思われましたら、下記の「いいね」やツイッターでの拡散をお願いいたします。

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